オールスパイスとは、何種類の香辛料が入っていて、どのような香り、味で、何の料理に使うのか?
分からないことだらけなので調べてみました。
オールスパイスとは
オールスパイスは、複数の香辛料をミックスしたのではなく、フトモモ科の植物の果実や葉で作った単品スパイスで、 別名をジャマイカペッパーといいます。
産地は中南米で、果実が未熟なうちに収穫して乾燥させて作ります。
どんな香り?
「シナモン」「ナツメグ」「クローブ」の3つの香りを併せ持つことから「オールスパイス」と名付けられました。
それは、中世ヨーロッパで珍重された香辛料4つのうちの3つにあたります。
もう一つは「コショウ」です。
和名は、三香子(さんこうし)
3つの香りってどんな香りなんでしょうか?
参考までに、世界三大スパイスは、「胡椒」「唐辛子」「マスタード」だそうです。
世界一のスパイスと言われているのは「サフラン」です。
使い方
「シナモン」「ナツメグ」「クローブ」をミックスしたような香りということは、
ハンバーグにはナツメグ、ビーフカレーやビーフシチューにはクローブ、豚の角煮にはシナモンが定番ですから、肉料理に合わせやすいということになります。
またお菓子作りにも適しています。
料理に入れることで、味に深みが出て、心地よい苦みを醸してくれます。
また、香水や香料、製油、化粧品の原料としても使われます。
肉料理
特に強い味わいの肉との相性がよいので、ラム肉やレバーを使った料理によく使われます。
また、下味として使うことで臭みを和らげたり、香りづけし、煮込み料理で使えば深みのある味に仕上がります。
野菜料理
トマトや玉ねぎ、にんじん、かぼちゃなどの甘みのある野菜との相性が抜群なので、それらの煮込み料理に使うとよいです。
魚料理
臭みを和らげるので、鰯や鯖などの青魚に役立ちます。マリネなどに使われます。
お菓子
日本ではお菓子にスパイスは一般的ではありませんが、海外ではクッキーやケーキなどによく使われています。
そういえば、ジンジャークッキーとかありますもんね。
焼き菓子に使うのが良いようです。
すごい効能が!?
オールスパイスは、生か加熱調理後かにかかわらず、糖尿病予防に利用できる可能性が示唆されているとのこと。
強い抗菌作用もあり、マヤ文明時代には防腐剤として利用されていたというので、ものすごいスパイスなんですね。
私、早速使ってみる気になりました!!
まとめ
オールスパイスってすごい香辛料でしたね。びっくりしました。
私も今まで手に取ることがなかったのですが、今度買ってみようと思いました。
まずは、から揚げの下味とかどうでしょう?
使ってみるのが楽しみです。
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